vas como una Bala Verde
* * アレハンドロ バルベルデに 夢中 * *
北京五輪ITT
などに関するヒトリゴト。
 
■北京五輪ITT(遅ればせながら・・)
 ロードで使った周回コースを2周して争われたITT。  ということは、平坦なセクションはほぼ皆無で、上りと下りが半々のコースだったはず。

オランダ代表が決してTT速いとは言えないヘーシンクだったり、スペインもTTチャンプのLLサンチェスやグティエレスではなく、山岳系のコンタやS.サンチェスを投入してる辺りからも、それはうかがえる。 平均速度は、半分が下りなのに45.350 km/h。

しかし、勝ったのは、カンチェラーラ!  昨シーズンまでは、『最速だが、重力には逆らえない男』のイメージが強かったけど、今季は春のティレーノで、すでに以前より上れる兆候を示していた。  RRでも、上りで遅れた分を下りで取り戻し、追いついて来たのだが、下りで攻めれば取り返せる程度まで、上りが向上中・・ということなのだろう。

上りに入った途端くっきり大減速する、あのカンチェラーラはもう見れないのか!?(例えば、チューリッヒ選手権で、オグレディを懸命にアシストしつつも、上りに入ると速攻で画面から消えるあの感じ・・)  個人的には、あれはあれでカワイイ・・と思っていたのだが。(笑)

TTが速いだけじゃなく、ミラノ・サンレモで見せた超ロングスプリントの果ての勝利、ツールでは山岳ステージでもせっせとアシストと、芸域拡張を図るカンチェラーラ。  無敵のアルカンシェル状態に安住せず、更なるテリトリーを模索する、『RR界最速にして、最高の伸び代を持つ男』だ。  あなおそろしや・・

2位になったラーションは、ジロの最大24%の山岳TTでも激走していたので、今回も追い込んで来たな・・という印象。

一方、ツール出場が危うくなった時点で、『今年の目標を、オリンピックとブエルタに切り替える』・・と宣言してたコンタドールは、途中までイイ線行っていたのだが、後半ずるずるになってしまい、結局ブロンズを逃した。

おそらく予定外のジロで勝ってしまったせいで、オリンピックはもうど〜でも良くなってたのかもね?  頭の中は、とっくにグランツール3大会制覇でいっぱいなのだろう。  それと彼には、このコースは斜度が緩過ぎた。 もっと急峻な上りが向いてそう。  下りが長かったのも、少々不利に働いたかもしれない。

ツールではカンチェラーラを寄せ付けない強さを見せたシューマッハーは、中国の湿気にトコトンしぼみ、早々にカンチェラーラに抜かれていた。  ホントにホントに地獄だったんでしょうね。 同情する。(体質的な問題は本当にツライ。。。)

日本からは、別府フミが出場していた。  RRのほうは今回コースそのものがかなり厳しかったのと、スペインとイタリア勢が火花を散らし、後半徹底的にふるいにかけて来る展開が予想出来たので、完走出来れば上々と思っていたが、完走出来ず、TTは最下位。  彼には厳しいオリンピックになってしまった。

一足飛びは無いと思っているし、非現実的な期待を押し付けるのは、結局誰の為にもならない。  とは言え、やや足踏み感が残る結果だったことは否めない。  ヴァレーゼで巻き返しを。

今夏は、私にとっては結構不思議ちゃん系キャラのライプハイマーが見れなかったけれど、ちゃっかり北京のポディウムに登場〜♪  うふ、キモカワイイおじさん☆

★リザルト     CN

■傷痕チェック(苦笑)
 オリンピックRRの後、決戦に絡まなかったせいか、バルベルデの写真をあまり拝めずにいたが、ツールの落車でこさえた右足の傷痕を確認出来る写真を、やっと数枚発見。  クラシカ・サンセバスチャンの時は、広範囲&変色の生々しさが予想以上で、見なきゃ良かった・・と思いつつ、ずっと気になっていた。(脚フェチだから。。)

あんな傷が縦断してる右足は痛々しいだけで、愛でる気持ちが萎えてしまう。。。(汗)  それでも1週間前より小さくなってたし、色もゴワゴワ感も少しマシになってた。  ブエルタの頃には跡形無く、いつもの脚線美が完全復元されていることを強く希望しちゃう!

■すでに懐かしい“Village Depart”
 mas ciclismoで、“Village Depart”の記事を見かけ、ツールが終わってまだ1か月も経っていないのに、すでに懐かしい気分に浸る。

ショレやブリウーデのスタート地点で、この、“Village Depart”の中継現場に出くわした。 私の苦手な大音響と人だかりで渦巻いていたので、長居はしませんでしたが、かなり楽しそうに盛り上がっていた。  観客が良く笑っていたので、おそらくフランス語が分かれば、面白さ倍増だったはず。

これに限らず、ツールの現地観戦は、私のようにフレンチダメダメ人間でも充分楽しめますが、もしフランス語が出来れば、たぶんあの5倍楽しめた気がする。  “Village Depart”は、france3で全日程分視聴可能。(日付指定後、Village Departをクリック。 1日分はたっぷり50分と長い。) 帰国後、思い出に浸ろう・・と1本流して見たが、やっぱり言葉が出来たらな・・・と。 

とりあえず、あまり懐かしくなり過ぎない内に、観戦記はざっくりまとめておきたいんだけど。(いったいいつになったら、着手出来ることやら。) 
サンチェス優勝記念動画集?
■涙、涙の表彰式    RTVE
 万里の長城を背景にした雄大なポディウム。  レース前、今回が最後のオリンピックになるから、思いっきり行く!と語っていたS.サンチェスが、思いっきり男泣き。  もうもらい泣き必至ですよ!?  入賞を喜ぶカンチェラーラのさわやかな笑顔もグッド!
  
■ウルティモ Km      TRVE
 やっぱ、勝利する人は冷静です。  ラスト1kmでカッチリ合流してくるカンチェラーラ、コワ過ぎ。(しかも、追いつい途端、集団を仕切ろうとしてるよ。)

■笑顔のゴール     TRVE
 バルベルデとハグ。  こちらは、すでに着替えを済ませてるコンタとハグ

■FOTO      TRVE
ジロ2008 山岳ステージ終了
前日の第19ステージ、チームメート&サボルデッリに囲まれ、『重役ゴール』するシモーニを見て、『総合争いから脱落したおかげで、明日の逃げは容認されるわぁ〜♪』と、とりあえず楽観的観測は失わずにいたのだけれど、セッラに勢いの違いをあれだけ見せつけられちゃうと。。

イキの良い若いのに、置いていかれる。 選手生命を全うするということは、こういう時期を迎えることなのだ。 その意味でジーボは幸せ者なのだろう。 勝ったまま辞めるなんて、彼らしくないもん。

しかしセッラって、パンターニ関連ステージで本当に燃える子だわねぇ。(笑)  2年前の落車シーンがよぎって、ラストの下りはヒヤヒヤしっぱなしでしたけど。

セッラが最後に掛けた時、リッコはもう動けなかったんでしょうかねぇ? 良いタイミングだったし、最高の道連れだったのに。(前日毒吐いちゃったから、キマリが悪かった?なんてことはないよねぇ?)  最後、コンタドールと無駄に争ってたことといい、今日のリッコには消化不良。 キミは守りに入るキャラじゃないでしょ?

終盤のメイン集団内のせこい言い合いにも、若干ゲンナリ。 勝負に徹するのも結構だけど・・・。 仕方なく最後は、前にセッラ、後ろにディルーカのジレンマ真っ只中に立たされたブルセギンが、『僕が頑張るしかないんじゃん。。トホホ』な感じで先頭を引いてるシーンが目立ちました。  ブルセギン・・ クネゴのアシストが、今年総合3位になりそうなんて!  しかも、こんな上りばっかりのサドなジロで。。

ウルビーノで勝った時、少し痩せた分、少し上れるようになったのね?と思ったけど、それ以上に進化してるな、この33歳は!  もういなくなるだろう・・と思っても、毎回居残ってる!(笑)  でも5秒後ろに、意外な場面で捲くって来るペリゾッティいるし、メンショフとも40秒ちょい差。  今日の頑張りが仇にならないことを祈ります!

ディルーカは、今回の『アタックしない(出来ない)コンタドール』になら、勝てる力はあったと思う。(逆に、万全のコンタには全員ボロ負けしてたかな?だけど。)  戦い方間違ったんじゃないかなぁ。。  事前に精神的にムズカシイ事もあったしねぇ。。

それを差し引いても、ディフェンディングチャンピオンというより、チャレンジャーふう八方破れな戦っぷりが、私としては非常に物足りなかった。 でも、前日のエスケープで魅せてくれたから、文句はここまでにしておきます。

しかしクレーデンが帰っちゃうとは!  何とも言葉を失いました。 
ジロ2008 山岳TT終了
第10ステージ・ウルビーノでのITTの出来の良さ(主要な上り2ヶ所を含む第2〜3計測区間を、ダントツトップタイムで通過。 このアドバンテージはたぶんフラムルージュまでほぼ保たれていたはずだけど、ゴール手前の濡れた石畳区間で尋常じゃなく減速した為、2位に終わったが。)からして、絶対調子は悪くないと思われたコンタちゃんですが、やはりビーチで遊んでた分、激坂でいつものキレが不足してる。

それでも区間トップに対し22秒、総合上位に対してもシモーニに5秒失っただけで、うまくまとめて来ましたょ。  軍人点在してるし、オートバイ空飛んでるし、自転車抱えた人がバイクに乗せてもらってる。 そんなおかしな山頂の風景の中で。。。

イタリア人達もとりあえず意地を見せ、結果的にディルーカ以外は秒差で収まる、意外と堅いステージとなりました。 コースの概観は、ホントに笑っちゃうくらい『イジメ』に近かったのに。。 今年はTT多めってコトで重視され、皆例年より対策万全で臨んでるんでしょうか?

おかげで休養日明けの残り5ステージに、優勝争いのスリルがギリギリ持ち越されました。  もし山で遅れても、最終日の平坦TTで挽回可能な分、コンタ優勢は動かないでしょうがね。  最終日にタイムを失うであろうイタリア人達が猛攻を仕掛けて、アスタナを困らせるサマを、私は見た〜い! ま、逆に苛められちゃう可能性が高いかも、ですが。(汗)  LPRの皆様、血迷って集団コントロールとか仕出かさないで下さいね〜(汗)

Podium Cafe的言い回しをすれば、Mr.24%(←60%じゃないょ〜ん)はペッリツォッティでした!  予想外の名前だったので、いつものクセで、『白戸さん、また間違ってる。』ってキメつけそうになったけど。(←すごく失礼w)

彼の勝利は全然ぴんと来ませんでしたが、見ればダンシングする後姿は、無駄が無くスムース。  でも最後は、普段と別人のような歪み切った表情でゴール! この人もこんな顔するんだぁー!と。  ラーションみたいにヨダレまき散らすとこまで崩れてなくて、ほっとしたけど。

私はバルベルデに、『入れ墨』と『ヨダレだらだら』だけは見せてくれるなよ!・・と密かに願ってるワケですが、この2つを兼ね備えたラーション。  本来は絶対にイヤ〜ン!な存在以外のナニモノでもありませんが、この日のヨダレはカッコイイ!とさえ思ってしまいましたよーん。

だいたいTTのゴール後、心臓発作起こしそうな勢いで呼吸困難になっている姿にはシビレマス。 良くそこまで追い込んだなー!と。  ヨダレの後の酸欠っぷりもスゴかったラーション、ルハノ同様ユニベットに在籍した為、昨年丸々1年間グランツール出場を閉ざされてしまった選手です。

そのせいか、今季は気合の入り具合に鬼気迫るものが・・。  グランツールに飢えてたぜー!みたいな。 ルハノのあんな真剣な表情を見たのも、いつ以来かな?  PTチーム移籍したと思ってた2人が失った1年、重過ぎる。

セッラのあわやドロミテ3連荘!の勢いも、驚き! 山岳TT捨ててるから、前の2ステージで力使い切り、連勝出来た・・と思ってました。  ポディウムの後、黒いリュックを背負ってゴール付近を歩いてる姿が映ってたけど、小学生の通学風景ぽくて可愛かった。

消える・・と思ってたブルセギンも、まだ圏内に踏み止まってて、驚き。 2年前のジロでは、まだプロ初勝利も挙げてなかった遅咲きの選手。

休養日明け、タイム差が生じそうなのは、上りゴールの第19ステージ。 第20ステージは確かにモルティローロの頂上からゴールまで距離が長いけど、経験がモノを言うコースだと思うし、平坦TTダメな人の最後の踏ん張り所なので、ヤケクソでも何でも構いませんので、ここが激しい展開になることを強く希望。  おそらくアスタナが懸命に阻止して来ると思うけど、負けるなよシモーニ。  ディルーカと組んだら面白くなりそう。
もはやランスを越える日も近い?
最近バルベルデに関するニュースが皆無で、ここは休眠モード。 毛ガニ達はイタリアでもスペインでも、ちょこちょこ頑張ってるよーですが 結果はほとんどついて来てませんし。。(汗)

ジロはやっと優勝候補と言われる選手の1人が、マリアローザに袖を通すステージを迎えました。 準備して来て無い分、かなり控え目に戦う格好になりつつも、ついにマリアローザを着ちゃったコンタドール。

グランツール出陣が晩夏からイッキに初夏に繰り上がるという突然の召集にも関わらず、しっかり結果を出せる別格の強さに驚くばかりです。 ホントにビーチに居たの?(笑)   リゾート地から飛んで来た選手に負けて良いのか?イタリア人達よw  諸君が雪山を試走していた時、彼は、彼はww

ここまでアスタナ(コンタドール)は、リスクを徹底的に排除する戦いぶり。  マリアローザを着用することさえリスクになる!と、あえて避けて来たのでは?  第2週目までは、『相手のやりたいようにさせる』横綱相撲で受けて立ち、最終勝利を目指してるようにしか見えないんですけど。

あんまり早くマリアローザを独占しちゃうと、イタリア人がひがんで、来年はやっぱりアスタナは呼ばない!とか言い出されたら厄介だし〜、早々から身内の先輩方の影を希薄にしちゃうと波風立ちそうだし〜、最終週の保険としてアシスト陣は可能な限り温存しておきたいし〜なんて配慮で、今までなるべくハナに立たないよう、ゆったりしていた感じ・・なんだよね。

ライバル達をいちいちパタパタ追ったりせず、連日ゼィゼィ頑張るより、休養日前日の山岳TTステージに分単位で稼いだほうが楽じゃん?って言わんばかり。  最終週突入直後、チーム内にピンクを着たエースが出現すれば、監督は他の選手をTTで休ませる算段をしやすい。

そんなコンタドールのマイペースな戦いぶりを見ていると、『ビーサン履きでふらりと現われて、3週間後にマリアローザを着て帰る奴・・ってどうよ!?』みたいな、複雑な感情に多少とらわれてしまうのです。 誤解のないよう言っておきますが、コンタドールの強さにケチをつけたいんじゃありませんよ。

グランツールの魅力は、その『困難さ』にあると思うのですが、何の準備もなく突然参戦し、コ〜スについてとかな〜んにも知らない・・と言っていた選手が、様々な点でウルトラハードと言われてる今年のジロで総合優勝してしまうとしたら、グランツールって実はそんなんで勝てるもんなの?という一種の失望を感じざるを得ないのです。

私がここまで長い事思い描いて来たイメージと違うのだ。 グランツールとは難攻不落で、どんなに最善を尽くしても勝てるとは限らない3週間のおそろしいレース・・と思ってたのに!  特別に準備なんかしなくても、優勝可能な実力を備えた選手がそれなりに賢く戦えば、勝てちゃうレースだったのか?ジロ・デ・イタリアって!?みたいな、一抹の寂しさを感じるのは私だけでしょうか?

ランス様でさえ、そこまでやるか?なほど徹底的に準備し尽くして、ツールと言うマモノと対峙し続けたからこそ連覇を成し遂げたのでしょうし、一見楽勝の陰の『ものすごく特別な労力の蓄積』に裏打ちされた勝利が、トリハダモノだったのになぁ。

ツールの厳しさはジロとは比較にならない・・とも言われていますが、ディルーカら対抗馬達の奮闘を見るにつけ、選手達の勝利を目指す執念の凄まじさでは、ジロもツールに引けは取らない・・と思うのですが。 特に今年のジロはホントにハードだし。

・・って、まだコンタドールの優勝が決まったワケではありませんが、優勝したあかつきにはお願いだから、『ビーチの話は情報戦の一種で、実はドロミテで特訓積んでました。』とか言ってくれないかなぁ?・・などと期待してみたりして。(苦笑)

もし今夜のITTでコンタドールが優勝したら(その可能性は限りなく高そう)、彼のマリアローザお持ち帰りはほぼ決定だなぁ。。 (というか、もうわざわざ3週間レースしなくても、ブエルタだってコンタドールがきっと勝つんだろうなぁ・・みたいな気さえ。。。 来年のツールも、何年か先の・・)

残るお楽しみは、モルティローロのステージでシモーニが勝ってくれるのを見ることと、毛ガニちゃん達の悪あがきかよ!?(笑)
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